ベーコン祭がやってくる\(^O^)/

ベーコン祭。
それは、参加者みんなでケヴィン・ベーコンについて語り合う会です。
ベーコンを食べながら!

ベーコン祭 vol.3 のご案内

まずは来るベーコン祭についてのご案内を。

■開催日時:2018年12月8日(土)■開催場所:隠れ家ギャラリーえん

■スケジュール:
18:00 受付開始、歓談・お食事(イベント開催中ずっと)
18:30 ベーコンのキホン(プレゼン)
18:45 各自が語る時間
21:00 珍味なベーコン紹介(プレゼン)
21:30 終了(予定)

■参加費:500円(飲物代)

■参加資格:ベーコン出演作を1本以上鑑賞済みであること。

11月17日開催予定の「土煙をあげてヤツがくる!トレマーズ上映会」に参加すると、自動的に参加資格が獲得できます\(^O^)/

■用意するもの:
・ケヴィン・ベーコンについての話題
・ベーコン料理
・ご自身のための紙皿、紙コップ、箸等

ベーコン祭はどのようにして始まったのか

第3回目が開催されるということは、過去に2回開催しているということになりますね。

第1回目は、2016年1月11日とあるカフェに於いて、15名ほどの方々にご参加いただき、密かに開催したつもりでおりました。ところがとある映画好きの参加者の方が、ツイッターでイベントの実況中継をしていたらしく、その界隈のニッチなヒトビトの間では、「ベーコン祭」なるものがソコソコ噂になっていたそうです。

ベーコン祭開催の経緯はというと「勢い」としか言いようがありません。ケヴィン・ベーコンの出世作に「フットルース」という青春映画があるのですが、その映画の公開より30周年目にセルフパロディ動画が制作されました。たまたまそれを見つけた筆者が面白がってSNSに投稿したところ、ベーコンのことを中途半端に好きな知人Nが「ベーコンは正義!」トカ言い出して、なんとなく盛り上がり、はずみで祭を共催するに至ったのです。

ちなみに、筆者自身はベーコンLOVE\(^O^)/ケヴィン素敵\(^O^)/というほどのファンでもないのですが(彼はまずまずの有名人なので、そういうファンもいるんです、世の中には)、祭に於いてヒトビトの前でイロイロ発表する羽目に陥り、彼について付け焼き刃的に調べまくったので、そこそこ詳しいです。ただし、彼の出演作そのものよりもそれ以外の彼のおちゃめな活動(例えば上のセルフパロディ動画みたいな)についてですが。

そして、第1回ベーコン祭

筆者の当初の目論見としては、ケヴィン・ベーコンをソコソコ知っているヒトビトで集って、出演作についてあれやこれや語らう会を開催する、というモノだったのですが、続々集まってくる参加者のヒトビトを見渡して見るに、どうもそういうことができる雰囲気ではなさそうでした。すなわちどういうヒトビトが集ってきていたかというと、「ベーコン料理を食べたい」「誘われたからなんとなく」みたいな。

こんなことでは各々持ち寄ったベーコン料理をもそもそ食べるだけで終わってしまいそうだったので、仕方なく筆者自身がベーコンネタをたんと仕入れてプレゼンする、という形にしました。

開催直前の年末年始、ベーコン映画をレンタルしまくって見ること20本は下らなかったと思います。ベーコンの出演作って、がっつりエンターテイメントというよりは、あんまり面白くない映画の端役(セコい悪役)とかが多いので、正直しんどかったです。

E先生によるプレゼン。頭文字をつなげると、その日の発表のテーマを表す言葉になる「まとめ」をむりくり作るのが先生のスタイル。

共催者であるNにも何かしら発表するように促し、彼女の上司である、都市計画等がご専門の大学教授E先生を傍らに据え置いたまま綿密な打ち合わせなどもしていたのですが、その際に先生が「ベーコンといえばエドモンド・ベーコンやないか!」とウレシそうにおっしゃいました。エドモンド・ベーコンというのは、ケヴィン・ベーコンの父親で、結構有名な都市計画家なのですが、そこに目をつけるとは、さすが。

とゆーわけで、息子ケヴィンのことなど1ミリも知らないE先生の、ベーコン映画とはなんの関係もない、父エドモンドを絡めた都市計画に関するプレゼンも行われることとなりました。

プレゼンの内容はこんなふうな行き当たりばったり感が満載だったのですが、食べ物の方はなかなかのクオリティのものが揃いました。

基本的には参加者の皆さんにベーコン料理を一品持ち寄っていただくことにしてあったのですが、どの程度のものが集まるか不安だったので、カフェの方にお願いして、その日のプレゼンの内容に合わせたベーコン料理を作っていただきました。ラインナップはこんなかんじ。

  • フレッシュベーコンサラダ
  • 悪いベーコンステーキ
  • 芸達者ベーコンマフィン
  • 珍味なチョコレートベーコン

ちなみに、「悪いベーコンステーキ」にはNのお父様が自宅で手作りしたベーコンを使用しました。

参加者のみなさんが持ち寄ったものもそれぞれレベルが高く、カフェで用意していただいたベーコン料理が霞んでしまうほど。

Nのお父様作の燻製装置
キウィベーコン。酸味のあるモノと炒めると美味いのだ。
ベーコンふりかけ。何でもベーコン味になるらしい。豚肉は不使用とのこと。
チョコレートベーコン。そういうモノがこの世に存在すると知って、カフェのヒトに作っていただいた。

第2回ベーコン祭 「13日の金曜日」上映会

さて、参加者の方々にも好評で、なかなかに楽しかったベーコン祭ですが、本来筆者としては「語らう会」をやりたかったワケです。これはホンモノのベーコン祭ではないな~、いつかホンモノをやりたい、という想いは已然残りました。しかし、徐々にですが、思わぬところから次回開催への足がかりがつかめてきました。

第1回のベーコン祭には、ベーコンを食べたい野次馬ばかりが集ってしまったのですが、実は映画ファンの方も少ないながら紛れ込んでおりました。そう、ツイッターで実況中継をしていたヒトですね。彼女らは映画好きのサークルのメンバーで、定期的にそれこそ「語らう会」を開催しているのです。ベーコン祭の終わりに会のチラシを配っていかれたので、筆者はその月に開かれた定例会にのこのこと足を運んでみました。

定例会では、毎回自己紹介とともに最近見た映画を一本挙げることになっており、筆者はベーコン祭に向けて怒涛のように見まくったベーコン作品の中から、家族で楽しめる明るいモンスター・パニック・エンターテイメント作品「トレマーズ」をピックアップしました。すると、たまたま隣に座っていた女性が「私もその映画について話そうと思っていたんです!」とやや興奮気味におっしゃるのですよ。そんな縁でその方と意気投合し、第2回ベーコン祭をごくごく小規模に行うことにしました。

第2回目は作品を鑑賞する会とし、鑑賞する作品は「13日の金曜日」としました。ええ、ええ、若手俳優が売れない時代に密かに出演していたりすることが多い、ホラー映画ですよ。ベーコンも、ブーメランパンツ姿で裸の上半身を晒しーの(この頃からすでに脱ぎ癖があったのね)、彼女といちゃいちゃして死亡フラグを立てーの、という典型的なホラー映画の殺られ役として出演しているのですよ。

なぜこの作品にしたかというと。

実は第1回開催準備時から、はるか北海道で筆者と一緒に盛り上がってくれていた友人がおりました。当日は当日で、こちらの開催時間に合わせて「ベーコン祭サテライト会場」と称して自宅でご家族と一緒にベーコンを食べながらベーコン作品上映会をしていたのです。そのときの上映作品が「13日の金曜日」。なにゆえ彼女がこの作品を選んだかというと、祭のために購入したベーコンが「豚の血を塗りたくった」のが特色の「血みどろのベーコン」だったから。

ちなみに、第2回開催時、友人はこの高級ベーコンを(北海道は地元産だからそんなに高くないよーと言っていたけど、そんなはずはない)わざわざこちらに送ってくれたのですよ。得難き友よ(#^_^ #)

北海道サテライト会場で供された血みどろののベーコンと「13日の金曜日」

そんな流れで選んだ上映作品「13日の金曜日」でしたが、ホラー映画をツッコミを入れながら大人数で見るとたいそう面白い、という事実に筆者は気づきました。その上、実は「トレマーズ」好きの女性は大のホラー映画好きということも判明。味をしめたワレワレは、日を置かずして再度ホラー映画上映会を開催しました(「エルム街の悪夢」で)。

そうこうするうちに、定期的にホラー映画上映会を開催するようにもなり、気心の知れた映画仲間が徐々に増えてきたので、そろそろホンモノのベーコン祭ができるのではないかと考え、第3回目開催の運びとなりました。

北海道の友人が一緒に盛り上がってくれなかったら、そしてサテライト上映にホラー映画を選ばなかったら(ディナー用のベーコンのセレクトが血みどろのベーコンでなかったら)、はたまた映画サークルの定例会で「トレマーズ」のことを話さなかったら、そして隣の席に同じ映画を見たホラー映画好きの彼女がいなかったら…来る3回目のベーコン祭は開催されることはなかったでしょう。数々の偶然と必然の積み重ねに、感謝することしきりです。

美味しいベーコン映画

なにしろ最近のベーコンは主演作が少ないし、青春スター時代の過去の作品は入手しにくいので、ベーコンを堪能できるおすすめ映画!というのはあまりないのですが、それでも入門編としてとっつきやすいものをいくつか挙げておきます。

トレマーズ (Tremors, 1990)
とってもよくできたB級モンスター・パニック映画。初々しいベーコンが見られる上に、意外と物語がよくできています。そして低予算な割にはモンスターの造形もまずまず。

インビジブル (Hollow Man, 2000)
とっても悪いベーコンがたっぷり見られますw。透明人間になったベーコンが卑劣の限りを尽くすという漫画のようなストーリー。透明だけど全裸シーンもあるよw。DVDのメイキング映像もおすすめ。

告発 (Murder in the First, 1995)
ベーコンの芸達者ぶりが思う存分拝めるシリアスな映画。熟成したベーコンをご賞味いただけます。法廷ドラマとしても見応えあります。

アフリカン・ダンク (The Air Up There, 1993)
ベーコンには珍しい、軽めのラブコメ・爽やか青春映画。身長は決して高くはないベーコンが、ナゼかバスケのコーチ役なのです。おそらく日本では劇場未公開。

X-MEN: ファースト・ジェネレーション (X-Men: First Class, 2011)
この映画でのベーコンは、主役を食った実に美味しい悪役です\(^O^)/DVDカバーやポスターのビジュアルでも、主役を押しのけてセンターを取っていたりします。いや、ひょっとしたらベーコンが主役だったのカモ。

今となっては大御所俳優であるケヴィン・ベーコン。出演作数は50を有に超えております。その他の作品も見てみたい方は、次の一覧をご参考に。

ベーコン映画一覧:https://goo.gl/AHKGXj

おちゃめなベーコン

ベーコンって、悪役が多いので、つい「コワいヒトなのかも…」と思ってしまいがちですが、テレビのトークショーやSNSでの発言を見ていると、とっても気さくな人のようです。

極めつけはこの記事。

2016年秋、アメリカバーモント州で食べ物の方のベーコンが主役の「ベーコン祭」が開催され、主催団体はケヴィン・ベーコンを招待しようとしたのだけれども、あいにく彼は撮影の仕事が入っていて参加できなかったそう。そして親切にも「参加できなくて残念」という動画メッセージをツイッターで投稿したようなのです。

ええヒトや(*´∀`*)

ウチのベーコン祭にもメッセージをくれないかしら。

それにしても、食物のベーコンと俳優のベーコンを絡めて祭にしよう、というのは、世界中のヒトビトが普遍的に考えることなのですね。第1回目のベーコン祭開催にあたって調べた中で、こんなモノもみつけました。

映画好きで有名なラッパーの宇多丸さんが、視聴者投票で決定したベーコン映画のベストテンを(ベーコンを食べながら)発表する、というラジオ番組なんですけど、ヒトビトのベーコン愛あふれるお便りが大変微笑ましいです。

ベーコン祭 vol.3では、みなさんが語るベーコン話の合間に、筆者が拾い集めたベーコンのおちゃめな活動の数々を紹介していこうと思っております。食物のベーコンととっておきの話題を携えて、遊びに来てくださいね(^^)/