ヒトにはお勧めしない、ガーナ旅:両替不可っっっ!

ガーナ旅行中は、発展途上国にありがちなトラブルが大なり小なり毎日のように発生したのだけど、それらのドレよりも衝撃的だったのは、ガーナに到着した直後に空港の両替所で現地通貨を得ようとしたら「その紙幣は両替できない」と突き返されたコトでした(^_^;)

ところで、最新のPhotoshopで紙幣の画像を開こうとすると開けない、とゆーことを初めて知りました。「このアプリケーションでは紙幣イメージの編集はサポートされていません」という警告が出ます。古いバージョンでは難なく開けたけども。業務で紙幣の画像編集する機会もなくはないだろうから、コレは不便ではなかろうか。Photoshopで偽札が作れるかどうかもギモンです。
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ガーナでは米ドル旧紙幣は両替不可!!

かれこれ10年くらい前まで、米ドルやユーロなどの現金でなんらかの支払いを受ける機会が多々あったのですが、これらが流通する国を訪れて使う機会もあるだろうと考えて現金のまま所持していました。少額しか残っていないものも含めると通貨の種類は10種類を下りません。それぞれの国を今後くまなく訪れることはもはやなさそうな気がするので、そろそろ日本円に両替しておいた方がよいかもしれません。実はそのように考えを改めざるをえない事件が、ガーナ旅行をきっかけに多発しました。

ガーナの国際空港に到着して、さあいよいよガーナ旅が始まるぞ!まずは現地通貨を手に入れねば、ということで、空港の両替所に行きました。ここでさっそく出鼻をくじかれます。

筆者が海外旅行をするときは、クレジットカードのキャッシングを利用して現地通貨を入手することが多いです。ただ、ガーナではあまりクレジットカードを使わない方がよいと聞いていたので(ATMにカードが吸い込まれて二度と出てこず、誰もなんともしてくれないなんてコトもあるらしい)、やたらめったら所持していた米ドルを両替しようと思って持って来ておりました。その米ドル紙幣を両替所の愛想の悪いおねえさんに差し出すと、仏頂面のまま「この紙幣は両替できないから」と突き返されたのです(゚д゚)!

筆者の知らない間に米ドルの新紙幣が発行されていたらしく、筆者の持っていたのは旧紙幣だったのですね(なにしろ米国には10年以上行っていません)。ですが、米国ではまだ旧紙幣も流通しているはず。日本だったら一度発行された紙幣は永久に効力を失わないことになっているので(店頭で受け取ってもらえるかどうかはともかく)旧紙幣はそのまま使えるはず。「旧紙幣が両替してもらえない」ということ自体が全くの想定外でした。

空港のインフォメーションで訊ねると、銀行なら両替してもらえるかもしれないとのことだったので、現金の両替は一旦諦め、最低限必要な額だけキャッシングしてその場をしのぎました。ところが、後日街の銀行へ行くと、銀行に口座がない人はフツーの両替すらしてもらえないとのこと。なんだか外国人旅行者にはことごとく不親切な国です…(O_O) ガーナって、旅行で来るところじゃないんだね、と何度思ったことか…。

せっかく現金を持ってきたけれど、今回は使えないなーと諦めていたトコロ、現地にボランティアとして赴任中の日本人の方が新紙幣と交換してくださいました。銀行に口座があってそこに入金する場合は米ドル旧紙幣も受け取ってもらえるのだとか。少なくとも米国へ行けば普通に使えるはずですし、日本の両替所・銀行ではガーナほど旧札の扱いが厳しくないのでおそらく無価値になることはないでしょう。無事に街の両替所でガーナの通貨であるセディ紙幣に替えてもらうことができ、本当に助かりました。

ちなみに、booking.comなどでオンライン宿泊予約をすると、通貨単位にセディを選べないため、米ドルなどその他の通貨で金額が表示されます。オンライン決済であれば通貨単位はなんでも構わないのですが、ガーナの宿泊施設は現地決済しかできない場合が多いです。ですが、その場合も米ドルで支払える場合があります。そういう話を聞いていたので、両替用の高額紙幣だけでなく(高額紙幣のほうがレートがよい)、1~20ドルの少額紙幣も持って行っておりました。ガーナで一日目に泊まった宿ではあまり深く考えずに旧紙幣を差し出したら普通に受け取ってもらえましたが、受付のヒトも深く考えずに受け取ってしまった可能性もあります。後日別の宿に泊まった際、旧紙幣で大丈夫かどうか確認したら、10分くらいかけてネットで検索した挙げ句「旧紙幣はガーナでは使えないみたいー」と言われたので、セディに換算して支払いました。

ドバイでも米ドル旧紙幣は両替不可!?

旧紙幣を受け入れないなんて、外国人旅行者に不親切な国、ガーナでこそのことに違いない、と思ったらさにあらず。観光都市ドバイでも同じような目に遭いました。

ガーナまではエミレーツ航空を利用してドバイ経由で行ったのですが、帰りの乗り継ぎ時間が20時間あったので、街へ遊びにでかけたのですよ。幸いホテルはエミレーツ航空が無料で提供してくれ、食事は三食ともホテル食べられたので、ホテル内で過ごすだけなら現地通貨は不要だったのですが、物価の高いドバイに自ら旅行に来ることなど絶対なさそうなので、ぜひとも街を歩き回りたかったのです。

若干レートは悪いものの、ホテルでも両替をしてもらえたので、手持ちの米ドルを差し出したら、なんとココでもリジェクトされました(゚д゚)!と言っても、旧紙幣全てではなく、2000年以降に発行されたものは受け取ってもらえました。ですので一旦部屋に戻って手持ちの紙幣の発行年を確認し、両替したい分の有効な紙幣をかき集めて、やっとこさ表に出られましたとさ。

ちなみに、米ドルとアラブ首長国連邦の通貨ディルハムは固定相場制だそう(1ドル=3.6725ディルハム)。日本円を直接両替するより一旦米ドルに両替した方が、換金率が良くなる場合もあるそうです。

ドバイで人気のナッツとドライフルーツのお店

ドバイで買ったモノたち。チョコレートはお店のおじさんがおまけしてくれた

アラブのお菓子。やっぱりナッツとドライフルーツがたっぷり入ってる

トランジットホテルで至福の時過ごし中(*´∀`*)

アラブのマーケット、スークの入り口

旧紙幣はとにかく両替不可!!

実はアフリカ旅行に出かける直前、父から外貨を何種類か預かっていました。父は昨年末頃からあまり体が動かなくなってきており、今後海外に出かけることはできなくなるだろうと思ったようで「全部お前にやる」と言われたのですが、大層な金額だから日本円に両替して返すつもりでした。

米ドルはガーナでも使えるので、余ったものをそのまま日本円に両替してくればよいと思い、両替分もふくめてやや多めに持って行きました。幸い日本の両替所では、発行年度は関係なく、鑑定機を通ったものは全て両替してもらえました。ですので他の外貨に関しても同様だろうと高をくくっていたのですが…。

まずは、レートが一番よさそうな金券ショップに行きました。持っていたのは、ユーロ、NZドル、人民元、英ポンドです。が、その店で買い取ってもらえたのはユーロと人民元の一部のみ。ユーロはホログラムの形状が一つ前の世代のもの、人民元は見た目が汚いものは買い取れないとのことでした。英ポンドとNZドルは2~3世代前の紙幣ばかりだったようです。汚かろうが世代が古かろうが、貨幣としての価値は変わらないのですが、金券ショップというのはそういう部分の良し悪しまで含めて買い取りの可否を判断しているようなのです。

また、高額紙幣の方がレートがよいようです(写真の中国元の買取額参照)。

人民元とユーロの一部のみ両替してもらえた…

次に向かったのは、外貨両替専門会社「トラベレックスジャパン」の両替所。

ココはT/C(トラベラーズチェック)も換金できるとのことだったので、何故か今の今まで残っていたユーロのT/Cを持っていきました。いつの間にかT/Cの販売は終了していたんですね。使えるところも極端に少なくなっているようなので、この機会に日本円に戻しておきました。レートがよくなかったので、残りのユーロの現金は別の金券ショップで両替することに。

また、一世代前のポンド紙幣は、額面によらず同じレートで替えてもらえました。大した金額ではないものの、持て余していた小汚い人民元も。

1999年に購入したらしいT/Cの控え

T/Cは現金と同じレートで両替してくれるよう

小汚い人民元と一世代前のポンド紙幣も無事換金

トラベレックスジャパンでも両替してもらえなかったのが、2世代くらい前のNZドルと、英国でも既に流通が終わっているらしい、何世代も前の50ポンド紙幣。父が英国に行ったのは10年も前ではなかったと思うのですが、かの国はホカよりも短いスパンで新紙幣を発行しているようなのです。

額面が大きいことだし、英ポンドの方がなんとかならないものかと思ってイロイロ調べ、ロンドンのイングランド銀行に持っていけば新紙幣と交換してもらえることはわかりました。ただ、英国に行く予定は今のところないし、たいして行きたいとも思っていません。古銭買取業者を訪ねるか、ネットオークションで処分するしかなさそう、と諦めかけていたのですが、意外や意外、最後に訪れた金券ショップで、流通が終わった紙幣もレートを3割落として買い取ってくれました。今のレートが1ポンド130円台なので、100円以下のレートになってしまい大分目減りしてしまいますが、たとえロンドンに行く用事があったとしてもわざわざイングランド銀行まで出かける手間を考えると、まあココで替えておいたほうがいいですよね。

訪れたのは乗車券購入などで度々お世話になっている伊神切手社です。このショップはどの世代の紙幣を何割のレートで買い取るのかを通貨ごとに一覧にしてブラウザで閲覧できるようにしてあって、基本的には古い紙幣でも買い取ってくれるようです。初めからココに行ったらまるっと両替できたのね(^_^;)

3世代前の50ポンド紙幣も無事換金

NZドルも1割減のレートで買い取ってもらえるとのことでしたが、額面が少ないし、「ニュージーランドは一度行ってみるといい」という父の薦めもあるので、いつの日か旅行で訪れてもいいかと思い、このまま所持しておくことにしました。

父は日本と同じ左側通行の国、英国へ行ってジブンで車を運転するのが夢だったのですが、それも叶わないことになってしまうのでしょうか。父の病状が改善していつか行けるようになるといいのですが(もうポンド紙幣はないけれど)。

筆者が未だ所持している現金は、ユーロ・米ドルの他、タイバーツ、韓国ウォン、スイスフラン、台湾ドルの額が大きいです。台湾・韓国くらいは行ってもいいと思いますが、ホカはどうかなあ…。海外経験が豊富な知人によると、シンガポールでは硬貨も含めて全ての通貨の両替をしてもらえるそうです。手持ちの外貨を全て持ってシンガポールへ旅行する、という手もあるけれど、問題は、シンガポールにあまり興味が無いことですね(^_^;) とはいえ、ガーナは全く興味がないのに知人がいると言うだけの理由で行ったので、そんな感じのきっかけが浮上したらシンガポールにも行くことになるかもしれませんが。

NZドルは、いつかこの国を訪れて使うことにしよう