WordCamp難民の、呑んだくれ旅 ヘ(゜◇、゜)ノ~

この2月、アジア初のフラッグシップWordCampがタイで開催!される予定だったのですが、アジアでの流行り風邪蔓延の影響により、開催日の約1週間前に中止が決定されました。とはいえ、もともと観光を兼ねてタイに赴く予定だった筆者は、当然予定通り出かけてまいりました。すなわち、9日間に渡って呑み歩いていただけの旅行になりましたとさ(^_^;)

最近、ビールが好きすぎて、どうやら呑んだビールの写真を全部撮っていたようなので、ビールに特化した旅行記を書くことにしました。

なんだか、去年もアフリカで同じようなことをしていたなあ…

Singha Beer & Riceberry Beer:観光屋台はオススメしないが、コンビニのビールはオススメ

タイに着いた初日。ヤドの近くにタイのフツーのヒトビトが利用する小さな屋台街が出ていて、魚の丸焼きなどがたいそう美味そうで、非常にそそられたのですが、その晩は、上から見た光景がインスタヴァエで有名なナイトマーケットまで出かけて晩ごはんを食べることにしました。

が、結果的にかなりの失敗でした。件のナイトマーケットは多数の屋台が出ていて賑やかではあるのですが、完全に観光客向けで、値段は高く、どの店も同じようなメニューしか出していないのです。ま、高いと行ってもアレですよ、日本円に換算すれば大したことはないのですが、筆者の金銭感覚は既に現地モードになっていたので…

ちなみに、1バーツは3円ちょっと(2020年3月現在で3.4円くらい)。現地の貨幣価値の感覚だと100バーツが1000円くらいじゃないかなーと思います。つまり、100バーツ払えば日本でいうところの1000円分くらいのモノ(=ただし生活必需品に限る)が買えるということです。

地元民向けの飲食店では、30~50バーツもあれば、まあまあお腹いっぱいになるご飯が買えますが、観光屋台では1皿100~200バーツくらいが相場のよう。日本円に換算すれば350~700円くらいではありますが、現地の人的な貨幣価値では、屋台料理1皿に1000~2000円使うようなものなのです。

筆者は当然「現地の人」ではないのですが、十数年前にタイに行ったときに残ったタイのオカネが1万バーツすなわち3万5千円分ほどあり、9日間をコレだけで過ごせないかと考え、初っ端から割とケチケチモードに陥っていたのです。とはいえタイの(とても裕福なワケでもない)フツーのヒトビトと同じような食生活を送ったとしたら、この金額で過ごすのは全くもって可能であり、実のところ使い切るのも難しかったカモしれません。

屋台街を一巡りして、大してそそられるモノがなく、他所で食べようかと思いかけた頃、魚のすり身のお団子を揚げたようなモノを発見しました。なぜ魚だとわかったかというと、中国語でメニューが書いてあったからですねw 観光屋台なので、英語も併記されていたかもしれませんが、なにしろ真っ先に目に入ってきて意味がわかるのは漢字の方。表意文字ってベンリです。

観光屋台にしてはかなり良心的な価格で、一番小さい一皿が25バーツ。紙皿にたっぷり7個、刻んだきゅうりも付け合せで入っています。ビール1杯分のアテには十分かと思い、ビール屋台で瓶ビールを買って、立呑・立ち食いして、ナイトマーケットは後にしました。

インスタヴァエ写真は撮っていませんw とはいえ、「バンコク、ナイトマーケット、インスタ映え」とゆーワードで検索するとゾクゾク写真が出てくると思いますよ。

インスタ映えで有名なタラートロットファイラチャダーで、インスタ映えしない食事を摂る
コンビニのビールたち。いかなる店舗でも11時~14時、17時~24時の間しか購入できない。

さて、ビール1本ばかりでは今ひとつ呑み足りないので、コンビニに立ち寄って缶ビールを物色します。タイでもこのところクラフトビール流行りで、コンビニで割と美味しいビールが買えるという情報を耳にしていたのです。

案の定、あるわあるわ、なんとヴァイツェンと名乗るビールまであります\(^O^)/しかも、昔からあるピルスナー系のShingha(シン)やChang(チャーン)と値段は変わらず、500mlが50バーツ台です(ご飯一皿と同じくらいの値段、と考えると、ビールは庶民にとって贅沢品だということがわかります)。

さしあたり、缶のデザインがたいそうカワイイRiceberry Beerというのを買って帰りました。Riceberryというのは、タイの登録イネ品種だそーで、我が国で栽培されている黒米に似ています。後日、米そのものも市場で買ってみました(#^_^ #)

このときのアテは、何故かマンゴーの餅米添え、カオニャオ・マムアンですw 今はマンゴーは旬に近いのか、このスイーツが売られているのをそこら中で見かけました。滞在中に3~4回は食べたと思います。

Riceberry Beerとマンゴーの餅米添えで晩酌

Chang Beer & Beer Leo:@サンセットビューの美しい見つけにくいカフェバー

さて、WordCampの中止を受けて、バンコクをさまよい歩いていたのは、筆者だけではありません。もともと半分バケーションのつもりで参加を予定していたヒトビトが意外とたくさんおり、なんならみんなで呑み会でもやりましょー、という企画が、バンコク市内で3つばかり持ち上がっておりました。その1つ目がWordCamp初日であったはずの晩に開かれました。

開催場所は、もともと米倉庫だった建物をカフェバー兼アートギャラリーとして改装した「見つけにくいトコロにあるおみせ」だそーで、WordCampの会場になるはずだったショッピングモール ICONSIAMの対岸にあるとのことでした。

ICONSIAMは現時点では陸路でのアクセスがあまり良くないため(只今必死で電車の路線を増設中の模様w)、市内公共交通であるBTS(スカイトレイン)駅付近の桟橋等から無料のシャトルボートやシャトルバスでアクセスできるようになっています。その晩の会場の近くの桟橋にもそのシャトルボートが寄るという情報を得ていたのですが、ICONSIAM前の桟橋には詳しい情報は出ておらず、係員らしきヒトに聞いても今ひとつ明確な答えが返ってきません(こういうところがタイw)。そんなこんなで紆余曲折を経て会場に向かいました。

ICONSIAM前の桟橋の無料シャトルボート案内板。運行時間と方面しか書いておらず、ドコを回っていくのかぜんぜんわからないw
チャオプラヤ川を臨む見つけにくいカフェバーBaan Rim Naamで、そこにさまよい込んできたピーナツ売りに売りつけられた茹でピーナツ、そしてビールとともに

会場に着くと、受付の類はなく、各自好き勝手に呑んで喋っている感じ。本当にココが件の会場なのかどうかも心もとなく思えたので、そのへんで呑んでいるおにいちゃんをつかまえて尋ねると「ジブンもいま来たばっかりだからよくわかんない」とのことでした。

オンラインで申込んだ時の参加費は無料になっていたので、てっきり会場だけ貸し切りにしてキャッシュ・オン・デリバリー方式で飲食代を払うのだと思っていたのですが、さにあらず。飲み物と軽食すべて無料!タイ在住の方がスポンサーに掛け合って費用を出してくれるようにしてくださったようです。

この日に供されたのはChang BeerとBeer Leo。Changは有名なので知っている方は多いでしょう。Leoはラベルにヒョウの絵が描かれているビールで、Changと同じくらい一般的なブランドのようです。

氷をしこたま詰め込んだ瓶の中にビールが埋まっていて、係のおじさんがそこから取り出して栓を抜いてくれます。

WordCamp Asiaと言うからには、アジア人の参加者が多いのかと思っていましたが、意外なことに、この呑み会に来ていたのは欧米人が大半でした。休暇を兼ねて「タイに行く口実ができた(=筆者と同じ)」とばかりに参加を決めたヒトが多かったようです。それゆえ、WordCamp自体が中止になってもタイまでやって来ているというワケですねw

心地よい風が吹いてくる快適な気候の中、ビールをガブガブと呑みながら、割と遅くまでいろんなヒトビトとお話をして過ごしました。場所を手配してくださったヒト、ほんとにアリガトウ!

確かにサンセットビューが美しい(*´∀`*)

Snowy Weizen & Margarita:難民たちの集い、その3

「難民たちの集い」は翌日の晩もありました。昼間にもカフェで集まってお喋り、というタイ人の方主催のmeetupもあったのですが、ビールは呑まなかったので、ここでは詳細は割愛します。

会場は、繁華なNana駅近くのバーのようなところ。店の2階を貸し切りにしてくれたようです。こんどこそキャッシュ・オン・デリバリーだと思ったのですが、またもや無料(ただし、飲み物に限る)。聞けばマルゲリータで有名なお店とゆーことだったので、1杯だけマルゲリータも頂きました。あとはビール。ひたすらビール。1パイントジョッキの生ビールをガブガブ呑みましたよ\(^O^)/

前日と同様、主催者の挨拶等もなく、めいめい勝手に呑んで喋っている感じ。なので、どなたがどのように骨を折ってくれたのかは全くわからなかったのですが、とはいえ、手配してくれたヒト、アリガトウ!

Snowy Weizenとヴァイスブルストっぽいもの
ヤドの近所の屋台で買ったソムタム。ドコの店でも注文してから和えてくれるので、買ってすぐに食べるのが正解。

日本人の参加者は10名前後、少ない休みを使ってギリギリの日程で来ている方が多かったようです。イベントの運営側の方や、ブース参加の関係者、及びその友人知人といった方々ばかりで、筆者のように知り合いがヒトリもいないのにやって来ている人は皆無だったためか「なにゆえヒトリでやって来たのか」不思議がられました。こーゆー日本人的な考え方は、10年ほど前まで頻繁に参加していたマジックのコンベンションでも同じ感じでした。が、国際大会トカ参加するのに、知り合いなんかいなくても別にぜんぜん問題ないよねwww そしてヒトリの方が、新しいトモダチとかできたりします。

9時くらいでお開きな感じになってきたので、筆者はヤドに帰りました。ヤドの近くの屋台でソムタム(青パパイヤの和え物)やソーセージらしきものを買い求め、ヒトリ二次会です。Snowy Weizenという缶ビールで、たしかにヴァイツェンらしく濁っています!ソーセージらしきものもヴァイスブルストっぽくて美味かったです。タイでドイツ的な晩酌(#^_^ #)

ソムタムは、唐辛子とにんにくがめっちゃ効いていて、アテにぴったりでした。

Kopper & Chang Beer:串焼+野菜食べ放題

WordCamp(があったはずの)最終日。呑み会の予定もないので、夜から賑わうというチャオプラヤ川沿いのお花の市場見物にでかけ、そこの屋台で食事をしようと思ったのですが、なぜか繁華な屋台がドコにも見当たらず。ボート乗り場付近にはおしゃれな観光客向けのレストランが並んでいましたが、求めるモノはそういうのではないんだな…

仕方ないのでドコかで何かを買ってヤドに帰ろうと地下鉄乗り場に向かったら、ぽつんと一軒、串焼き屋台がありました。屋台の周りで、おっちゃんたちが立ち食いしていますw 立ち食いは落ち着かないので、やはり買って帰ることに。串1本10バーツ。安い!キャベツやきゅうりの切ったのも置いてあって、食べ放題とのことだったので、それも少し頂いていきます。

この日のビールはKopperという、これまたKopper色のオシャレな缶に入ったクラフトビール。ビール自体もKopper色。コレもなかなか好きな味でした。

1本では足りないと思ったのでChang Beerの小さいのも買っておきましたが、余裕で大きいのも呑めたかんじ。

焼鳥とKopper
更にChang Beerも呑む
未熟なマンゴーはコリコリしていて意外と美味い。唐辛子入りの砂糖を付けて食べる。

Chang Beer & U Beer:毎日ソムタム+カオソーイ

(あったはずの)WordCampの日程が終わったので、予定通りチェンマイへ移動しました。晩ごはんはチェンマイ名物のカオソーイ(カレーうどん的お料理)を食べに食堂に入りました。思えばバンコクでは呑み会や屋台の持ち帰りごはんばかりだったので、食堂で食事をしたのはこれがこの旅で初めてだったカモ。

大好きなソムタムがメニューにあったので注文しました。屋台でも食堂でも、たいてい辛さをどうするか聞いてくれ、バンコクの屋台では控えめにしてと言ったのに、仕上がりはかなり辛かったりしたのですが、ここのソムタムは相当マイルドにしてくれていました。

瓶のChang Beerで晩酌にします。

カオソーイとソムタム、そしてChang Beer

いまひとつ呑みたりなかったので、またしてもコンビニに寄って缶ビールを買いました。今まで見たことがなかった、Uという文字がでかでかと描かれた真っ黄色の缶。タイのクラフトビールの缶のデザインは、おしなべてオシャレな気がします。

チェンマイのヤドはルーフトップに上がれるようになっていて、リクライニングチェアやテーブルもあったので、おつまみとビールを持って行ってヒトリ晩酌としました。

タイでも11月~2月は比較的暑すぎない気候だそうで、バンコクよりずっと北にあるチェンマイは更に穏やかです。夜はエアコン無しで眠ることができました。ルーフトップも、心地よい風が吹いてきて、大変晩酌向きの場所でした。

オシャレなデザインのU Beerとコンビニスナック

Chang Beer & Siam Beizen:雑な点心と氷入りビール\(^O^)/

チェンマイには巨大なナイト・マーケットエリアがあり、いちおう見に行ったのですが、観光客向けのお店や屋台が多くて、いまいち長居したい気分にはなりませんでした。魚に足の角質を食べてもらう、一昔前に我が国でも流行ったサービスがあり、我が国での価格と比べると格安だったので、マーケット内ではさしあたってそれだけ体験してみました。

マーケットからそんなに遠くないところに地元民向けの点心の食堂があり、安くてうまいというネット情報を得たので、ソコへ行ってみることに。

客は地元民ばかりです!注文の仕方がいまいちわからず、生の状態の点心たちが入った冷蔵陳列棚を覗き込んでいると、近くにいたヒトが「そこで注文してからテーブルへ行くんだよ」的なことを教えてくれました。

陳列が雑で、いまいち美味しそうにも見えませんが、指差しでいくつか注文しました。

チェンマイナイトマーケットで、お魚に足の角質を食べてもらうやつ発見。20分100バーツ。めっちゃくすぐったいwww

テーブルに着いてビールを注文すると、出てきました!タイ名物氷の入ったジョッキ!気温が高いので、ビールをグラスに注ぐとすぐに生ぬるくなってしまうのですが、これでキンキンに冷えたビールが呑めるワケです。コレまで呑んだウチで一番美味かったカモ!

そして陳列が雑な割には蒸し上がった点心はソコソコ美味く、大満足の晩ごはんでした。

タイ名物、氷入りビール\(^O^)/後ろに写っているのは、点心にモリモリ付いてきた葉っぱたち。
生の状態では雑に見えた点心も、蒸し上がればそれなりに見える

ヤドに戻っての晩酌は、Siam Beizen。またしてもヴァイツェン。大好きなエールビールが、こんな安価で呑めるなんて幸せです(*´∀`*)

おつまみは昼間に市場で買った紫芋チップスやばななチップス、そしてコンビニスナック。パイナップルのフィリングが挟んであるクッキーがなかなか美味しかったです。

Siam Beizenとコンビニスナック

Riceberry Beer:ルーフトップでヒトリ酒ヘ(゜◇、゜)ノ~

チェンマイ4泊目の晩ごはんは、おさけのおつまみ的ではない大量のトロピカルフルーツと、スーパーで買ったニラ饅頭など点心的なモノ、そしてこれまたチェンマイ名物だという手羽先です。ビールは缶のデザインが可愛いRiceberry Beerを再び。

ルーフトップで明るいうちから晩酌。しあわせ(*´∀`*)

トロピカルフルーツがメインディッシュとはw
ランチで食べたガイヤーン。ソムタムと大量の葉っぱたちの方が主役っぽいけども。

チェンマイ名物の手羽先はタイ語でガイヤーンといい、多分そのまんま焼き鳥って意味ではないかと思います。ガイヤーンが安くて美味しいという評判のお店にランチに行き、とってもビールに合うおかずだったにもかかわらずなぜかビールを呑む気にならず、仕方なく、ビールと一緒に後で食べられるよう、2本ばかりを持ち帰りにしてもらいました。ちなみに1本20バーツです。

果物は、昼間に行った生鮮食品市場でたくさん買い込んできました。卸売が中心なのか、果物や野菜が、山のように積まれた大規模な市場で、町中の小さい市場より安く、美味しいマンゴーが1個5バーツとか、信じられない値段でした。ただ、マンゴスチンは季節ではないからかかなり高く、量り売りで5個180バーツ。キロ300バーツだと言うからまーそんなもんでしょうか。日本で買うのよりやや安いくらいです。

とにかく果物が安くて美味くていろんな種類があるので、タイ旅行に冷蔵庫のあるヤドと携帯ナイフは必需品ですね!

タイでもいちごが採れるのね(゚д゚)!
山のように積まれたスイカ!
マンゴーも大量にあるよ!

Singha Beer:タイ北部料理のオードブル独り占め (((  ̄ー ̄)))

タイ北部の名物料理が食べられるレストランにも行ってみました。いろんな料理を少しずつ味わえるオードブル、250バーツ。これまでのお食事に比べると、格段に高価です!

メニューの写真では1人分としては量がやや多そうに見えたので、ウェイターの若い男子に「1人には多い?」と聞いたら、こんくらいの複雑さの英語はわからないらしく、「ちょっとまって」と言ったきり、永遠に放置されました(こんなところが、タイw) しばらくすると隣のテーブルに件のメニューらしき皿が運ばれてきたので、同じウェイターをつかまえて「コレがさっき聞いたやつだよね」と確認して注文しました。

量的にはやはりやや多く、完食はできませんでした。美味しい料理をイロイロ食べようと思ったら、ツレがいたほうがいいですね。来年ダレか一緒に行きませんか。昼間は各自自由行動、夜ごはんだけお供してくれればいいです。

ビールは王道のSingha Beerです。しかし、味にはコレと言って特徴がないwww 価格は100バーツ近く。屋台で呑んだら半値で済みますね

旅中で食べたいちばんゴーカな料理

Singha Beer:昼からビール\(^O^)/

タイ滞在中、実は昼からビールを呑む機会は、最終日まで訪れませんでした。というのも、タイでは酒類の販売時間が制限されており、お昼ごはんの時間帯と、晩ごはんの時間以降24時までしかお店では買えないのです。冷蔵庫に買い置きはしていましたが、とにかくドコに行っても美味しそうなものが目に付いてしょっちゅう食べていたので、ビールを呑む余白が筆者の腹になかったというのもあります。

この日昼から呑もうと思ったのは、その朝カオソーイを食べに行ったお店でサイウアという肉料理を買って帰ったからです。あと、冷蔵庫に買い置きのビールが1本余っていて、そのまま日本に持って帰るつもりだったのですが、昼に呑んでしまえば荷物が減るな、というのもあって。

12時のチェックアウトの直前に、またもやヤドのルーフトップに向かい、最初で最後のビールランチとなりました。またしても王道のSingha Beer。果物の残りも一気に平らげました。

タイ北部名物のソーセージ、サイウア。毎日でもコレをアテに呑みたい。市場で買えば30~40バーツくらい。

Chang Beer:最後の晩餐@屋台

ヤドはチェンマイ旧市街を囲むお堀の近くにあって、お堀と道路を挟んだ向かい側に、実は屋台街がありました。夜になると現れる屋台らしく、朝通ったときは気づかなかったのですが、夕方バスに乗って通過するときになんとも良さげなお食事処として目に入ったのです。

こんな近くに、こんないい屋台があったとは!!!

見つけた瞬間、最後の晩ごはんをココで食べると決めました。

屋台の間をぐるぐるっと歩いてまわると、今回の旅ではまだ一度も口にしていないパッタイ、しかもエビ入りのやつがあります。お店のおにいちゃんがちょうどエビを油で揚げているところで、なんとも良い香りがします!

薄焼き卵に包まれたパッタイは、屋台料理とは思えないクオリティ。あああ、もっと屋台で食事をすればよかった。

ビールはフツーにChang Beer。点心屋で呑んだ、氷入りのと同じくらい美味い、タイ旅行最後のビールでした!

屋台のビールはやっぱりChang Beerかな。特に特徴はないけど、屋台料理に合う気がする!
エビ入りパッタイ、卵焼きで包んだやつが、たったの50バーツよ(^^)/
薄焼き卵に包まれたパッタイ
薄焼き卵を破ってパッタイと対面\(^O^)/

さて、晩ごはんも食べたし、おとなしく空港へ向かうか、と帰りかけたトコロ、なんとドリアンの餅米添え(カオニャオ・トリアン)の屋台を見つけました\(^O^)/

コレ、マンゴーの餅米添え売り場にだいたいあるのですが、ドリアンがまだ旬ではないのかドコに行っても「ドリアンの方はないよ」と言われ、食べそびれていたのです。こんどもダメかなーと思いつつも、屋台のおねえさんに訊いてみると、あるというではありませんか!喜んで注文しましたよ!

ところで、ドリアンはアルコールと一緒に摂取してはいけない、という通説がありますよね。ドリアンとアルコールが一緒になると、ドリアンが発酵しだすらしいのです。知ってはいたのですが、おねえさんが注文の品を持ってきてくれ、ひとくち食べたところで思い出しました。

は!そういえばさっきビール呑んだし!

とはいえ、筆者のアルコール分解酵素分泌量は多いほう。「呑んだ後」だからもう大分分解が進んでいるゆえ大丈夫だろう、なにしろ後はウチに帰るだけだしー、とゆーことで、その場で完食してしまいました。結果、特に何も起りませんでしたけども。

以前タイに行ったときにもドリアンの餅米添えを食べてみたのですが、そのときは匂いがきつくて完食できなかったのです。新鮮なものであれば匂いもしなくて本当に美味いという情報を後日得て、今回は是非とも食べてみたかったのですよ。

キンキンに冷えたドリアンに、生あたたか~い餅米、そしてたっぷりのココナッツミルク。十分に美味しいのを頂けましたとさ(*´∀`*) アルコール分解酵素を十分分泌してくれるジブンの臓器に感謝。ちなみに、アルデヒド分解酵素も人並みに分泌しているようで、悪酔いもしないし顔が赤くもならないのです。感謝感謝。

ドリアンの餅米添えがある!
タイで最後に食べたオヤツよ。ビールを呑んだことを忘れて注文してしまった。が、食べた。

WordCamp Asiaの中止が決まったのは、開催の1週間前。タイ国内ではそれほど流行り風邪が蔓延しているワケでもなく「なんで中止にすんのさ」とおっしゃる方もいたようですが、なにしろ国際的なイベントなので、開催するだけで世界中のヒトビトの動きを作ることになってしまいます。それゆえの中止決定だったと思われます。

アジアでの中止を皮切りに、他の地域でのWordCampもどんどん中止になっているようです。とはいえ、WordCamp Asiaは、早くも約1年後に向けて開催の準備を進めているようです。しかも、今回申込みをしてるヒトは返金を受けたにも関わらず、来年は無料で参加できるようにする、というのです。さまざまな心遣いに頭が下がります。

来年こそは、開催となりますように!

イベント自体が中止になったにも関わらず、スポンサーや現地在住の方々のおかげで、思いの外楽しく過ごすことができました。今や海外旅行なんてもってのホカ、という雰囲気がありますが、そうなる直前に旅を堪能できてよかったです。とはいえ、帰りの飛行機なんてガラッガラで、今後の旅行関連業界の先行きが心配でもあります。早々に流行り風邪が沈静化しますよーに。