Green! Green! 冬のズボラ菜園

冬だというのに、我が家の庭はやけに緑緑しております。とゆーのも、秋蒔き野菜の種をしこたま蒔きまくったので。シロートにとっては、野菜は冬のほうが育てやすいのです。成長は遅いけれど、虫が殆どつかず、干上がって枯れてしまうこともないから。

ウチで育てているのは、だいたい食べられる植物ばかり。コレが育てたい!とおもって苗や種を買ってきたモノもありますが、大して欲しくもないのにハハから与えられたモノ、食べるために買ってきて興味本位で植えておいたら育ってしまったモノ、などもあります。

キホン、ずぼらなので、ほったらかしておいてもなんとかなるモノしか育てていません。

今が旬の植物

ルッコラ

我が家のスター野菜、ルッコラ。数年前に買った種が未だに残っていて、地べた(プランター)が空くたびに蒔いているかんじ。春や夏にも育つのですが、芋虫やナメクジに食われてボウズにされるのが関の山。また、夏になると茎がぐんぐん伸びて、更には花芽がついてしまい、葉っぱはあまり収穫できないのです。秋蒔きにして、冬~初夏にかけて収穫するのがオススメです。

株ごと抜かずに、食べるときに大きくなった葉っぱから摘んでいくと、後から後から生えてくるので、ある程度の量を植えれば青物をあまり買わなくても済んでしまいます。

ルッコラ

パクチー

意外や意外、パクチーは暑さに弱いらしく、春に植えた苗は、夏になるとあっけなく萎れてしまいました。秋蒔きの方が育てやすく、種でも結構上手く育つというウワサを聞いて、種を買ってきました。ダイソーで。夏とは違ってぐんぐん育っています。

思いの外よく育ったので、来年はもっと栽培面積をふやそっと。パクチーだけのサラダを作るのが夢(*´∀`*)

パクチー

水菜

単独で育てるのはこの冬が初めての、水菜。これまでは、サラダミックスの種セットに入っているのが何となく育っていたことはあったのだけど。そして、暖かい時期には水菜もやはり虫に食われてしまうのです。

ダイソーにパクチーの種を買いに行ったら、100円で二袋セット売りだったので、わりと仕方なく買ったかんじ。そんなわけで、水菜に対しては大した期待は持っていなかったのだけど、その割にはわさわさと育っていてくれています。ホントはもっと間引いたほうがよいのだろうけど、すくない地べたを惜しんで、ついついモサモサ生やしてしまっています。

ルッコラと同様、食べるときに必要な分だけ収穫しています。あまり大きくならないので、サラダ水菜っぽい若々しいやつが食べられます。

水菜

春菊

一昨年の冬、蒔き時が過ぎてから(!)ハハに与えられた春菊の種を、1年越しで蒔いてみました。春にも蒔いたのだけど、やっぱり芋虫にやられてしまったのです。大変発芽率が良く、量もたんまりあるので、あと数年は蒔き続けねばならないでしょう。

これでも大分間引きをしたのだけど、ホントはもう少し間を空けたほうがいいのよね。あああ、地べたが欲しい。

摘心すると脇芽が出てくるっぽいので、サラダの具材として若くて柔らかい芽の部分をたんまり戴けそうです。今晩のつみれ鍋に入れる予定(*´∀`*)

春菊

いつでも食べられる植物

イタリアンパセリ

イタリアンパセリは、だいたい年中育ちっぱなしで重宝するのだけど、夏のカンカン照りには弱いらしく、夏の終りには株がかなり弱っていました。涼しくなったら持ち直し、真ん中から新しい芽がどんどん出ております。

単独で食べることはあまりないのだけど、持ち寄りパーティーをやるときに、お惣菜の付け合せにすると彩りが良くってカッコいいです。フツーのパセリより、なんかカッコいいです。

つい先日参加した忘年会で、知人が惣菜に添えていたので、ひょっとして自家栽培ですか?と訊いたら、その通りでした。その方が他に育てている野菜もウチとだいたい同じでしたwww

イタリアンパセリ

チャイブ

ゴーヤのコンパニオン・プランツとしてネギ類がよいというウワサを聞いて、去年の春に植え付けたチャイブ。ネギ類はだいたい年中生えてて便利ですよね。わざわざ苗を植えなくても、八百屋で買ったネギを地面に挿しときゃ増えるし。

一応ネギ類なのだけど、刻んで料理に入れてもネギ感が薄く、育てていてもびみょうな野菜です。
コンパニオン・プランツとしての成績はどうだったかというと、よくわかりませんwww

実はチャイブの前に、ミニネギも植えていたのですが、あろうことかネギアブラムシというネギ専用のアブラムシにたかられてしまい、2つに分けた株の一方は枯れてしまいました。残った株はビジュアル的に微妙なので写真は省略。

チャイブ

レモンバーム

葉っぱを擦ると強いレモンの香りがする、レモンバーム。春に苗を植えたのだけど、コレも芋虫と暑さにやられ気味でした。全滅はしなかったけれど、夏の間は株が弱っておりました。パセリやパクチーと違って、冬の間はあまり成長しないみたいです。もっとわさわさ生えて、しこたまレモンバーム料理ができるようになるのが夢。春になったらもっと大きい鉢に植え替えよっと。

レモンバーム

ローズマリー

夏の暑さにも、虫にも強い、世話いらずのローズマリー\(^O^)/と、油断していたら、あろうことか、夏の終り頃にはこの子にまで芋虫がたかっておりました。よほど土作り(=特になにもしていない)が悪いのでしょう。

水はあまりやらなくてもよいので、お水を欲しがるバジルとともに植えておりました。春になったらまた他のハーブたちと寄せ植えにしようとおもいます。

肉料理の香り付け、ローズマリー茶などイロイロ使えてべんりです。

ローズマリー

らっきょう

タブン、根っこにはらっきょうがあるはず。何年か前に西表島に行ったとき、泊まった民宿に入り浸っているご近所のおじさんが持たせてくれた島らっきょうで、食べない分は土に埋めておけばいいから、と言われたので埋めたままほったらかしておいたモノ。

一度、秋にきれいな紫色の花が咲いたことがあります。葉っぱを刈り取って、チヂミを作ったこともあります。

らっきょう

収穫が終わりつつある植物

唐辛子

トマトのコンパニオン・プランツとしてよい、というウワサを聞いていたので、たまたま見つけた唐辛子の激安苗を植えたら、なんだかぐんぐん育って、未だに実をつけています。長さ3センチほどの小粒の唐辛子で、見かけに騙されて「辛くなさそう」とおもい込み、ほんの3つばかり料理に放り込んだら、激辛に仕上がってしまい、泣きながら食べました(;´Д`)

たいそうたくさん収穫できましたが、そもそもそんなにたくさん消費するモノでもないので、欲しい方がいたらおすそ分けしますよ。

唐辛子

春に食べられる植物

いちご

ハハが毎月園芸教室に通っているのだけど、その教室で教材としてもらってきた3個のいちごの苗のうち、一つがウチにやってきました。比較的育てやすい品種とのことだけども、果たして春に、ホント実がなるのだろーか。一応、真ん中から新しい葉っぱは出てきております。

これまで全然知らなかったのだけど、いちごというのは、夏になるとランナーと呼ばれるツルが伸びてきて、それが地面について根を張り、子孫を増やすんだそーな。なので、根がつく先の地面が別に必要なのだとか。春になったら別の鉢を用意しないとね。ランナーから根付いた株が上手く育てば翌年以降も実がつくとのこと。

いちご

ツタンカーメンのえんどう豆

両親が誰かからもらってきたツタンカーメンのえんどう豆を、イロイロなヒトに配りまくっていて、当然ウチにもやってきました。あんまりその気がないのに育ててる系。
春になると綺麗な紫の花が咲き、紫色のさやの中に緑色の豆ができるそうな。そしてその豆をご飯に入れて炊くと、ご飯が紫色になるそうな。

ツタンカーメンのお墓から出土した種子が3000年の時を経て発芽した!歴史ロマン!トカいうウワサがあるけれど、タブン嘘。主に我が国だけで広がっているお話のようです。

蔓植物のスペースはゴーヤに割り当てたいのだけど、ちょうどゴーヤと入れ替わりに実のなる時期が終わりそうなカンジもするので、とりあえず蒔いてみました。発芽率がよくなさそうだったので、まずは3粒ずつ、計6個の育苗ポットに蒔いたところ、3つのポットから2~3個ずつという、偏った発芽の仕方をしました。現在計9本ほどのツルが育っております。春には我が庭が紫の花まみれになるのでしょーか(*´∀`*)

ツタンカーメンのえんどう豆

春に植える予定の植物

バジル

バジルは寒さに弱いので、室内退避中。上手に育てられるヒトは冬でもわさわさ増やしているみたいですが、室内の日当たりがいまひとつなので、ウチでは難しそう。いちおう、最も明る窓辺に置いているけれど、窓辺はさむいんだよね…。春まで持ってくれればよいのですが。

春は春で、芋虫やバッタにやられてしまいます。香りの強いローズマリーと寄せ植えにしたので大丈夫!と油断していたら、そのローズマリーも芋虫にやられるんですもの、夏でもなかなかわさわさとは増えなかったです。とはいえ、挿し芽で増やすことはできたので、そこそこの収穫にはなり、庭で育てたバジルで初めてジェノベーゼソースを作ることができました。

バジル

菊芋

郡上八幡で買った菊芋。お芋っぽい味がするのに糖質が少ないそうで、糖質制限中のヒトのお食事によいみたい。とはいえ、都会ではなかなか手に入りませんね。結構簡単に育つようなので、2~3個取っておいて、春に植えてみようかとおもっています。

そのまま置いておくと、表面の張りがなくなってヘニャヘニャになってしまうので、今は水に付けて保存していますが、土の中に保存した方がいいのカモ。

菊芋

食べられる当てのない植物llllll(-_-;)llllll

ブラックサポテ

数年前に屋久島に行ったとき、熱帯植物園で買った黒柿(ブラックサポテ)の実の種を埋めておいたら芽が出て木になりました。熱帯の植物なので、以前は冬は室内に退避させていたのですが、なぜだか室内に入れると葉っぱが全部落ちてしまうので、今年は外に出しっぱなしにしてみました。

葉っぱはよく茂るけど、これ以上大きくなりそうもありません。まあ、熱帯の植物なので…。実がなることもないでしょう。

南米産の果物で、いちおう柿の仲間だそうです。実の色はチョコレート色で、味もチョコレートっぽいとのことですが、筆者が食べてみての感想は「そうでもない」。南米ではチョコレートの代わりに製菓材料として使われるそーです。

黒柿(ブラックサポテ)

パイナップル

西表島のパイナップルか、近所のスーパーか、いずれかで買った実の葉っぱを植えておいたら根が張ったモノ。もう数年このまんま。まあ、熱帯の植物なので、実がつくことはないとおもいます。沖縄では1年半くらいで実がつくとか。島のあちこちに鉢植えのパイナップルが置いてあって、それらにはきちんと実がついていました。

そういえば、去年行ったアフリカで、広大なパイナップル畑に連れて行ってもらったなあ…(*´∀`*) 西表島のパイナップルも相当美味かったのですが、アフリカのパイナップルは、完熟状態の収穫したてのモノを戴いたので、その上を行くほど美味かったです。

パイナップル

数年前にマジックの公演を行った時、幼馴染姉妹がくれた花束を花瓶に活けておいたら、最後まで枯れずに残った蔦の枝。タブン根っこが出てきたので、鉢に植えたのだとおもいます。まー何か食べられるモノがなることはないでしょう。蔦のように見えるけれど、上に向かって伸びることもなく、落葉もしません。

蔦?

セイロンベンケイソウ

ブラックサポテと同様、屋久島の植物園でのお買い物。3枚100円のセイロンベンケイソウの葉っぱが立派に育っています。というか、この植物、知る人ぞ知る、どんどん増える植物。本体が枯れてしまっても、葉っぱをそこらへんに置いておくと、葉っぱのトゲトゲの先端から新しい芽がどんどん出てきますwww なので、一旦大きくなったら刈り取って、再び葉っぱから育て直したりして何世代か経たモノです。

一応熱帯の植物なので、今は室内に退避中。冬季は、夜に暗くなる環境だと、かわいいピンクの花が咲くようですが、ウチではきちんと暗くするのが難しく、一度蕾ができたことはありましたが、それ以上花らしくはなりませんでした。

地べたがあれば、セイロンベンケイソウ林をつくってみたい(*´∀`*)

セイロンベンケイソウ